第3弾同様、同大学環境デザイン学科3年生対象の実習課題として実施した、BELLTREE須磨203号室リノベーションプロジェクト。家族向け集合住宅の3LDKを、新しいタイプの間取りへ再生した、坂上みなみさんの案を実施案に選びました。
アクティビティの拠り所となる間仕切り、視界の抜ける開口をもつ壁。自由に住み手が「場」を選べるしかけが随所に施され、従来の個室を数えるnLDKとは違う空間になりました。改修後の間取りは、入居者の選んだ「場」によってnが「ゆらぎ」変動する1/fLDKという、現代の多様なニーズに応える、可変性の高い空間となっています。
企画・改修デザイン:神戸芸術工科大学 神撫町・禅昌寺町プロジェクトチーム+(有)ランドサット
実施 2016年
BELLTREE水木通303号室内リノベーションプロジェクトは神戸芸術工科大学との産学共同プロジェクトによるコラボ企画第三弾。本物件周辺は、隣接する三宮などの中心街とは異なり、オフィスや町工場、住宅、商店などが混在したし下町の風景が広がっています。下町のコンテクスト(文脈)をたどりながらリノベーションしています。
今回のコラボ企画は神戸芸術工科大学の環境・建築デザイン学科3年生対象のデザイン実習課題として学生からの改修案を募集し、久木楓さんの「tiny space(タイニー・スペース)」と題した作品を実施案に選びました。
企画・改修デザイン:神戸芸術工科大学 神撫町・禅昌寺町プロジェクトチーム(川北・花田・小菅・中村・学生久木)+(有)ランドサット(安田利宏)
実施 2015年
「鈴木文化シェアハウス」に続いて、神戸芸術工科大学との産学共同プロジェクト2物件目のコラボ企画。3軒長屋のうちの2軒を、3つの個室と共用スペースからなるシェアハウスに改修しました。元は1階に店舗が入っており、それを継承する形で地域に開く休憩スペースを街角に設けたことから、「禅昌寺キオスク」と名付けました。
また、休憩スペースのベンチ後ろには黒板が設置してあり、学生達が様々な絵やメッセージが書かれています。
設計にあたっては、神戸芸術工科大学の多くの学生たちが模型や図面制作に参加し、検討して頂きました。
企画・改修デザイン:神戸芸術工科大学 神撫町・禅昌寺町プロジェクトチーム(川北・花田・小菅・中村)+(有)ランドサット(安田利宏)
実施 2014年