






2026年度 GOOD DESIGN賞
コモンズ禅昌寺
神戸市須磨区板宿・禅昌寺エリアでは、人口減少や高齢化、空き家増加、地域交流の希薄化が進行している。特に計画地周辺は専用住宅が多く、高い塀を持つ閉鎖的な住宅が並び、新旧住民や地域外との接点が生まれにくい環境となっていた。応募事業者は、25年以上にわたり同地域で空き家再生や住宅供給を行う中で、住宅整備だけでは地域コミュニティ維持が困難であり、人々が自然に関わる共有空間=「コモンズ」の必要性を実感した。そこで、遊休地と空き家を活用し、貸し農園、交流拠点、資源回収、地域イベント等を複合的に組み合わせ、地域交流、資源循環、まちの小さな経済を支える地域コモンズを整備した。人のつながり=循環=輪を生み出し、地域全体の価値向上につなげることを目指している。
2019年度 GOOD DESIGN賞
改修前の前面道路は、建物と向かいの石垣とに挟まれた閉塞性の高い空間であった。カーブした坂道にもかかわらず、上方の住宅街と下方の中心街とを行き来する車は多く、歩行者にとっても危険な場所となっていた。 そこで本プロジェクトでは、川沿いの2棟の間にヴォイドなスペースを挿入し、川面が見えるキッチン付きの共用テラスを設置した。そこに降りる階段脇には、誰もが利用できるベンチのある三角形の広場を設けた。さらに、道路沿いの新築棟については建築面積を抑えることで、道路沿いの視界に広がりをもたせた。
すべてメゾネットで周囲の自然景観への眺望を享受できる5戸のタウンハウスに再構成している。
2018年度 GOOD DESIGN賞
高度成長期に開発された石垣の上の宅地に建つ築40年余りの量産型住宅のリノベーションである。以前の所有者は、転出後に不動産の有効活用を試みたが引き受け手がみつからず、5年間空き家として放置されていたものを、本事業者が買い取った。道路との高低差と急な階段、そして老朽化した量産化住宅という、通常劣悪と見なされるこれらの条件を、他にない固有の場所性と建築の可能性と捉え直し、それらの潜在 力を最大限に生かして魅力的な住宅として再生することに挑戦した。周辺に多く集積する同様の不動産物件についても、個性を生かした改修や建替を行い、結果として、地域全体を多様な魅力に溢れる住宅地へと再生することをめざしている。
2018年度 GOOD DESIGN賞
築後40年余りの5階建賃貸マンション内の1住戸の改修である。敷地は阪神電車の駅に近く、周辺にはスーパー、個人商店、マンション、戸建て住宅などが混在する。私たちは2014年以来、この建物で空室が生じるたび、元の画一的なプランを、ひとつひとつが強い特色を持つ住戸へと改修してきた。今回はその4つめで、最終的には建物全体を、多様な住戸と事務所の集合体とする計画の一環である。対象住戸は最上階の端に位置し、一人で仕事をしながら住むことも可能な場所をつくることをめざした。目線を少し超える高さの壁で細長い2つの空間を仕切り、中央部分を回転可能とすることで、光の変化に富む、多様な使い方が可能な空間を創出した。
2015年度 GOOD DESIGN賞
計画地のある神戸市東灘区岡本地区は阪神間を代表する戦前から続く住宅地です。本計画は長い間空家となっていた木造住宅の2戸の賃貸住宅へのリノベーションです。建物中央に界壁を作り手前と奥の2住戸に分割。手前のTYPE1は、広いサニタリーとリビングが一体となり、吹抜によって上下階もつながる水平と、垂直に広がりある住戸。奥のTYPE2は、半屋外的なエントランスホールの螺旋階段によって上下階がつながり、断面形状を工夫して2階にロフトを組み込んだ住戸となっています。阪神淡路大震災による破損箇所を補修、改修を施して構造スペックをあげながら、既存住宅の面影を強調したリノベーションとなっています。
2013年度 GOOD DESIGN賞
約築40年の木造文化住宅1階の3/4のみを改修した「シェアハウス」 地域活性化にも繋がるアイデアを求め禅昌寺、神撫町地区の委託研究を依頼している神戸芸術工科大学に設計依頼し神戸芸術工科大学プロジェクトチーム+設事務所KONNOにより生まれ変わったリノベーション住宅。設計チームはキッチンなどの水回りとリビングを共有するシェアハウスを提案した。道路に面した8畳間の3戸分の戸境壁をとりはらって生まれたシェアスペースは、窓やドアに透明のガラスを入れ、外からも様子がうかがえる。入居者が共有するだけでなく、近隣に対してもゆるやかに開かれた印象を与えるつくりになっています。























